メイの雑記帳

何でもない不安を分析するための何でも日記

友人の死から始める日記

今日、友人が亡くなったとの知らせが届いた。
まだ47歳。

昨年5月、急に出かけることになったと言い残し、連絡が取れなくなっていた彼女。
その時から入院して、闘病していたようだ。 

高校1年で知り合い、学校ではいちばん気の合う友人だった。
初めての親友といってもよい存在だった。

しかし、謎の多い人でもあった。
自分のことや家庭のことはほとんど語らない。
親族がいろいろあって大変とは聞いていたが、具体的には語らない。
薬局の娘で、薬剤師になろうとしていたはずだが、けっきょく何をしていたのか。
家の都合とやらで色々と大変で、自由な人生ではなかったようだが、本当のところはよくわからない。
最後にも、長期間出かけることになったと言うだけで、それ以上は何も教えてくれない。

PCはあるが、彼女は携帯電話を持っていない。
PCは使えないところに行くので、しばらく連絡するのが難しいということだった。
それまでも家の都合で数ヶ月出かけ、連絡が取れないことは何度かあった。
そういうときは招集がかかったと言っていたのに、そのときの急なお出かけは、いま振り返れば様子が違った。
戻ってきたらまたメールするねと言い残したまま、それっきり。
彼女もそのときは、きっと戻ってくるつもりだったのだろう。

昨年、彼女から出かけると聞いて以来、私は言いようのない不安を感じるようになってしまった。

こういうときは、何かを書いていれば落ち着くこともあるので、日記を始めることにした。

そういう訳で、この日記はネガティブな話ばかりになるはずである。


彼女のお母様から訃報の葉書をいただいた11月26日は、奇しくも私の誕生日。